旧青梅街道沿いに建っているビルの1つであり、現在は1階部分でNEUUが営業を行っている新宿三葉ビルにて、4月から再エネ比率100%の電力を供給していることが発表されました。
ビルの運営を行っている株式会社三葉ホールディングスが3年ぶりに配信したプレスリリースによると、同社が運営している他のビルでは既に再エネ100%を達成していたそうですが、新宿のビルのみ2021年の段階では「条件付きの再生エネルギー」を使用していたとのことです。また、再エネの電力を契約するにあたって、入居しているテナントの電気代にも配慮するような選択を行っていること、二酸化炭素の削減量が年換算で東京ドーム2.2個分になることなども説明しています。
1971年から稼働している新宿地域冷暖房センターにより、新宿副都心に属する超高層ビルなどでは一定レベルの環境への配慮が行われている他、区画外にある高層マンションなどでも太陽光発電の導入、独自に設けた広場の緑化などを行っていますが、そのような対応が難しい新宿三葉ビルでも、環境への配慮を行っているようです。
・株式会社三葉ホールディングスのプレスリリース|PR TIMES