今年の11月で60周年を迎える予定の京王百貨店では、毎年恒例イベントである元祖有名駅弁と全国うまいもの大会が始まり、22日までの期間限定で、1週目と2週目に分けて行われています。
今回も会場奥に設置されたいかめしブース、たこ焼き発祥の店として展開している会津屋などといったお馴染みのお店、京王電鉄となじみの深い高尾山で展開されている天狗焼きなどが販売されている一方、ローカル線応援や北陸新幹線の延伸開業記念、SDGs、昭和レトロなどといったテーマに沿った駅弁の販売などを行っています。また、今回の特製丼は山陽本線の福山駅で展開されるうずみいなり丼でしたが、初日は13時頃に売り切れたとのことです。
能登半島地震に関する告知は公式サイト上で行われ、建物の各入り口ても「お見舞いの言葉」が記載されていましたが、本日確認した限りでは北陸本線の金沢駅で販売される駅弁や錢福屋のかぶら寿しといった商品は、一見した限りでは比較的通常通り販売されていました。また、会場内では特に地震に関する告知は行われていませんでしたが、初日に取材を行っていたnews every.の取材カメラは、各日約600食限定の越前かにめし三昧周辺を含む北陸エリアの商品に関する場所を中心に取材を行っているようにも見えました。ただ、大分駅で販売されている山海三昧に関しては「製造元の都合」で販売中止になっていました。
今回のイベントでは世界を舞台にした桃太郎電鉄とのコラボ企画を実施しており、「桃太郎電鉄ワールドぶっとび丼」と題してパエリア、ロコモコ、ガパオライス、シュラスコをテーマに扱った丼を入り口付近で展開しています。また、オリジナルクリアファイルの贈呈や桃鉄のソフトが当たるかもしれない抽選に参加できる企画も行っていて、普段とは違う駅弁大会にもなっています。
普段と違うという意味では休憩スペースも変化しており、日本車輌製造株式会社が手掛けてきた0系新幹線の紹介などを行う場も兼ねています。これは、京王百貨店の60周年と0系誕生から60年という共通点から生まれたものだそうで、数多くの写真や映像と共に歴史を楽しめます。
第1週目の15日と最終日の22日は17時が終了時間になっており、それ以外の日は20時まで駅弁の販売などを行っています。なお、輸送駅弁のコーナーについては、今回は赤福などを販売している会場の奥に設置されています。
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— 駅弁大会@京王百貨店 (@keio_ekiben) January 5, 2024
・第59回 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会|京王百貨店 新宿店