昨日、沢尻エリカさん主演の舞台が新国立劇場で上演されることをお伝えしましたが、同じく劇作家のテネシー・ウィリアムズ氏が手掛ける作品であり、過去には新国立劇場で「来日公演」が行われたこともあるガラスの動物園が、本日から紀伊國屋ホールで上演されます。
今作品は、俳優と日本劇作家協会会長の二足の草鞋を履いている渡辺えりさんが手掛けるものとなっており、渡辺さんに加えて吉岡里帆さん、尾上松也さん、和田拓磨さんがメインキャストとして名を連ねています。また、「世界初の試み」だという2作同時上演の形式を取っており、2020年に亡くなった別役実さんの作品である消えなさい・ローラも上演されるとのことです。
消えなさい・ローラは「相手役」が吉岡さんら3人の中から日替わりで出演するとのことで、最低でも同じ作品内に3つの種類が組み込まれる形になります。上演期間は21日までで、合計で23公演を予定しており、いずれの回も1席1万円となっていますが、既に本日と最終日を含む大半の公演が完売状態になっており、11時時点では6日と7日、14日と16日の上演回のみ空席が残っています。
・COCOON PRODUCTION 2023『ガラスの動物園』『消えなさいローラ』 | Bunkamura
・【紀伊國屋ホール】Bunkamura主催「ガラスの動物園」「消えなさいローラ」 | 紀伊國屋書店 – 本の「今」に会いに行こう