受刑者が手掛けた品物を販売する新宿矯正展 9日まで開催

新宿矯正展
新宿駅西口広場イベントコーナーでは、3年ぶりに新宿矯正展が開催され、全国の刑務所にいる受刑者が手作りで完成させた様々な道具を販売しています。

ラインナップ自体は従来行われてきたものと変わらず、タンスや一枚板の机、ちょっとした飾り物、ノートなどの文具類などが並んでおり、一部スペースには受刑者が社会復帰を行うまでの道筋などを紹介したパネルなども展示されています。家具についてはいずれも高品質なものが並んでいることもあり、値段も大塚家具や周辺の百貨店などと肩を並べるような形になっています。一方で、網走刑務所の受刑者が手掛けた小物系の作品には、ゴールデンカムイの内容に触れるようなポップも設置されていました。

展示されているものの大半が日本風の物ということもあってか、今回は心なしか外国人観光客らしき方の姿もこれまでより増えているような状態になっていて、数人のグループが中国語で褒めているような会話をしていたり、フランス語を話しながら箪笥の写真を何枚も撮る男女のペアなどを見かけました。なお、イベントは9日までですが、会場内では12月に行われる全国矯正展の紹介なども行われています。



新宿矯正展|公益財団法人東京都道路整備保全公社

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