新宿区長選挙の投票率 6回連続で「30%未満」を記録

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

新宿区長選挙昨日投開票が行われ、吉住健一区長の3期目が決定した新宿区長選挙ですが、今回の投票率は28.05%で、前回を下回る結果になりました。

今回の選挙では、吉住区長と元区議でもあるよだかれんさんとの「ほぼ同い年対決」となっていて、双方とも子供から年配の方までの幅広い世帯への支援を訴えつつ、地域振興や教育の観点で独自の政策案を盛り込むなどして訴えを行っていました。中山弘子区長時代には投票者がほぼ4人に1人しかいない25%台を記録したこともある同選挙ですが、当時と比較して有権者数が増えたことや政策に対する評価などが影響してか、吉住区長の得票数はこれまでで最も多い52140票となりました。ただ、隣接区で行われた直近の区長選では、50%を上回る投票率を記録した自治体がある一方、新宿区は近隣で唯一の20%台から今回も脱却出来ず、21世紀に入ってから30%を超えられない状態が続いています。

これまでの国政選挙などと同じく、西新宿や北新宿にある投票所での投票率が全体を押し下げる結果になっており、新宿区役所が14.25%、工学院大学新宿宿舎が19.95%、芸能花伝舎が20.03%、角筈特別出張所が21.81%、大智学園が22.22%、西新宿中学校が22.54%と、2カ所を除いて新宿駅周辺の投票所が下位を独占しています。また、期日前などを除いた当日の投票率では、20時の締め切り段階で新宿区役所が4.36%と1桁台にまで落ち込み、工学院大学の代役を担った新宿ファーストウエストに至っては0%を記録していました。



選挙結果<令和4年11月13日(日)執行・新宿区長選挙>:新宿区
東京都新宿区の選挙一覧 | 選挙ドットコム
文京区 平成31年執行 文京区長選挙 結果

広告