東京都知事の小池百合子氏が先週行った会見の中で、都内の一部エリアにて行われている歩行者天国を当面中止すると発表しており、「新宿駅周辺」で行われている歩行者天国も当面の間無くなることが明らかになりました。
今回の歩行者天国中止については、緊急事態宣言が発令された後も外を出歩いている人の人数が一向に減らないことなどを受けての措置のようで、新宿駅周辺で唯一行われている新宿通りの歩行者天国だけでなく、銀座や秋葉原などといった都内各地にある全ての歩行者天国が対象となっているようです。実際、先週の日曜日は通常通りの交通体制が敷かれていたようで、おそらく通常であれば歩行者天国のはずだった時間帯にも車道には車が行き交っているようでした。
一方、緊急事態宣言が発令されてから2度目の週末を迎えた先週は、歌舞伎町などでは先々週と比べて人出が増えるなど、感染拡大を抑制するための効率的な手段でもある「人と接触しない」があまり実現できていない現状が浮き彫りになりました。検査のタイミングもあるかもしれませんが、ここ数日は新宿区内の感染者数が100人前後の増加を記録することもあるため、感染防止策の一環として実施されるようです。
・特定禁止区域・区間の歩行者用道路 警視庁
・歩行者天国は当面中止、秋葉原・新宿・銀座の大通り…小池都知事 : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン