本日の19時頃、 都庁などの西側に整備されている公園通りで事故が発生し、ハイヤーの後部が大破したり、道路中央にある街灯が曲がったりするなどの被害が発生しました。
現場となったのは、ハイアットリージェンシー東京と新宿中央公園の水の広場の間に位置する場所で、 公園通りから新宿駅方面へと延びる中央通りとの交差エリアで衝突事故が発生したようです。衝突したのはどちらも商用車で、日本交通のものらしきロゴが車体に入った車両と、街中でよく見かける「ベーシックタイプ」のはとバスでした。現場は21時を過ぎても警察の方々などによる現場検証などが進められており、警察車両が道路を塞ぐような形で停車し、簡易的な通行止めエリアが形成されていました。
今のところ街頭は「若干曲がっている」程度で済んでいますが、傾いていることには変わりがないため、今後の都の判断次第では撤去や立て替えなどの対応が取られる可能性もあります。また、21時までの間に2度周辺を通行しましたが、規制線内に私服姿の人こそいらっしゃったものの、確認した限りでは報道関係者と思しき方の姿はありませんでした。
なお、一部サイトでは今回の事故によって「大渋滞が発生した」という文章が記載されていますが、元々この時間帯の西新宿2丁目一帯は、甲州街道沿いや新宿中央公園南交差点以外は「交通量の少ない道路」に分類できる道路が多く、仮に一帯が通行止めになったとしても迂回可能なルートが複数存在しています。一部車両は警察の誘導によって通行が許可されていた上、当時近隣を通行したり、事故発生後に現場を見たりした人にもお話を伺っても、大渋滞どころか渋滞が発生したという話が無かったため、こちらはデマである可能性が非常に高いです。
※22時過ぎに、はとバスがハイヤーに追突した事故であり、ハイヤーの運転手が死亡したことなどが報じられていたため、「タクシー」と表記していた部分などを変更しました。
・はとバス、車に追突し乗り上げ 下敷きの男性死亡、東京・新宿 | 共同通信
・東京都道新宿副都心十二号線 – Wikipedia