新宿駅ではムーンライト信州という深夜夜行列車が7月から9月にかけて臨時便のような形で運行されていますが、10月に東武鉄道が手掛ける臨時夜行列車が、新宿発という形で初めて走ることになりました。
今回新宿駅から出発するのは日光夜行号という列車で、スペーシアという愛称が付けられている東武100系電車にて運行されます。これまでは浅草発だけが存在していた日光夜行号ですが、今回も新宿発と並行する形で10月中に運行するとのことです。新宿発の運転が行われるのは10月5日と12日の2度だけで、いずれも22時45分に出発し、池袋や大宮を埼京線より少し遅めのペースで通過しつつ、2時16分ごろに東武日光駅に到着する予定です。なお、3時半ごろまで車内で仮眠を取ることも可能だそうです。
サンライズ瀬戸をはじめとする寝台列車のように、記念品の販売などは行われないようですが、現地のバス運賃などがセットになった旅行商品を旅行会社で販売されるようです。なお、駅員の方にお話を聞いたところ、日光夜行号が新宿駅発で運行されること自体ご存じなかったものの、仮に出発するとなると5番線か6番線のどちらかから出発する「可能性」があるのではないか、とのお返事をいただいています。
・東武の「日光夜行号」、JR新宿発で初めて運転 浅草発も設定 | 乗りものニュース
・日光の紅葉シーズンに、JR新宿駅発の臨時夜行列車「日光夜行号」を運行します! – PDF