小田急百貨店では、昨日から5日間限定という短めの期間で、福岡にまつわる様々な食品などを販売する福岡物産展を開催しています。
11階の会場では、エレベーターを降りた瞬間からイートインコーナーのラーメン店から流れてきたと思われるこんがりとした香りを確認でき、家具や織物を販売している西側の売り場でも会場中央から漂ってきたと思われる「何かの匂い」を楽しめるようになっていました。ただし、階段に近い東南部分では、ラーメン、甘いパン、焼き鳥、魚料理の匂いがそれぞれぶつかりあい、一時的ではあるものの、なんとも表現しがたい臭いにもなっていました。
販売されている商品の中で最も目にしたのが明太子で、名産品ということもあってか複数箇所で販売が行われていました。また、小さな器でラーメンが提供されるなど、イートインコーナー以外でも食べ物が続々と売れていました。奥のスペースでは恒例のソフトクリーム売り場も設けられ、椅子に座っている人の半数近くがJAふくおか八女のソフトクリームを楽しんでいました。
1階にも福岡物産展に関する様々な商品が販売されていましたが、同じスペースではデパ地下スペースで行われているスイーツフェスタの簡易的な売り場も用意され、通行人の方たちの目を引いていました。また、階段近くではタッチ de スロットというIC系交通カードを使った抽選会も同日からスタートしていて、抽選機の見えない角度からだと「エスカレーターの横に行列ができる」という、少し不思議な光景も出来ていました。
なお、開始日が同じ20日だったそれぞれの催しとフェスは終了日が違い、福岡物産展は25日まで、スイーツフェスタは26日まで、抽選イベントは5月9日までとなっています。