バスタ新宿の開業によって、新宿駅の南側で行なわれてきた工事はほぼ一段落しましたが、東西自由通路の建設を始め、西側や中央部分の工事は着手前の部分も含めて未だにやり残されている工事が複数あります。先月で終了予定だった新宿副都心4号線の工事も、計画を少し後ろに倒して現在も進められています。
工事が行なわれているのは以前と同じ部分で、京王プラザホテル前からサンクス西新宿地下街店付近までの通路です。また、同時点から新宿駅までの動く歩道も一部工事のために使われていて、動く歩道を使うと工事のために使われると思われる資材などがぎっしりと並べられているのを確認できます。工事自体は5月中旬で終わると書かれており、予定通りならスギやヒノキの花粉が無くなる頃に工事用のバリケードも消えるようです。
また、社会実験という名目で行なわれていた地下歩道の閉鎖も引き続き行なわれる事になっていて、引き続き1時30分から4時までの期間、通りが使えなくなります。元々新宿三井ビルや新宿住友ビル、新宿センタービルで働く方などが「ヘビーユーザー」になっていることもあり、終電前後の時間帯になると道路を歩いていても3人くらいとしかすれ違うことがなく、また、バスタ新宿の営業開始によって深夜バスの利用者も西新宿2丁目に来ることがなくなったため、通路を閉鎖することで運用費の削減にも繋がるのかもしれません。
・東京都第三建設事務所 新宿副都心エリア