一連のお家騒動を経て店舗のシステムそのものにも変化が起きた大塚家具が、この度全ての店舗を対象にリニューアルを行なうことになりました。新宿ショールームにもルミネなどで見かける閉店したテナント用の壁(?)が設置され、一部スペースの立ち入りが制限されていましたが、6日に改装が完了した最初のショールームとしてリニューアルオープンし、SNSを使った記念キャンペーン等が開催されています。
常日頃から複数のフェアを同時展開している新宿ショールームでは、現在も一枚板の様々なテーブルの展示や販売を行なうスペース、世界中から集められた様々なデザインの絨毯の販売、そしてスターウォーズに関するグッズ類の販売といったフェアが実施され、以前の大塚家具ではあまり見ることの出来なかった商品なども並べられています。これまでの高級志向などとは一線を画す形にはなったものの、クオリティを追求するために「ある程度の値段」の商品も当然ながら紹介されており、例えばR2-D2型の冷蔵庫は100万円以上もする一品となっています。
今月中に行なわれる予定の催しには、ピアニストと一緒にハイクオリティのスピーカーから流れてくる音楽を聞くイベントや、羽毛布団を販売しながら商品に羽毛を詰めるという実演販売会が予定されています。報道陣向けの店舗公開やリニューアル初日には大塚久美子社長が登場したりと、騒動以降はまるで本店のような扱いを受けることもある新宿ショールームですが、もしかしたら今後も大塚家具ならではの切り口から、独自の商品展開などを進めていくのかもしれません。
本日、リニューアルオープン!午前中は、新宿店でお客様をお出迎えしました。新宿の1階は本当に大きく変わりました。https://t.co/VTLHuAQmwm 他のお店も、大きく変わっています!ぜひ見てみてください!
— 大塚久美子 (@Q3KO) 2016, 2月 6
・新宿ショールーム(東京)|家具・インテリアのIDC大塚家具