今から2カ月ほど前に、都庁広場で生徒たちを正座させた府中工業高校の教諭について、東京都の教育委員会が処分を行いました。
遅刻を罰するために行ったという今回の行動について、都教委は訓告処分としました。処分されたのは正座をさせた教諭のみのようで、校長などが連帯責任として減給になるといったこともないようです。今回の都庁広場で行われた正座については、情報番組などでも処分の対処にすべきかなどについて街頭アンケートが取られていましたが、都教委では公共の場において生徒を正座させることは「不適切な指導」になるとも発表しています。
なお、記事中には処分されたとの情報のみが書かれているため、正座によって生徒が体調不良を起こしたり、学校や教諭へ抗議が行われたといった事が起きたのかなどについては記載がありませんでした。報道当初こそ「正座は体罰か」というニュアンスでの議論が巻き起こりましたが、最終的には軽めの処分に落ち着いたようです。
・都庁前で正座させた教諭に戒告 「不適切な指導」:朝日新聞デジタル