国内では4Gでの通信が当たり前になり、外出先からでもスマートフォンを使って気軽に通信が出来るようになりましたが、この次の規格として用意されている5Gの実証実験が5月18日に行われ、記者の方などが実際に速度などを体験されたそうです。
KDDIが本社ビル周辺に整えた環境を用いて行われたこの実験では、バスに乗って4Gとの速度の違いを確かめられるというものだそうで、大容量通信でなければできない様々な実験が行われたようです。一部はKDDIが製作しているメディアの「TIME&SPACE」でも公開されていて、通信速度が文字通り桁違いであることなどを確認できます。この通信が実際に実用化されれば、4K映像も大画面でサクサク体験でき、ベストエフォート基準であれば光回線を余裕で超えられる速度を体験できるようになります。
KDDIでは通信速度の実験として単にファイルのダウンロードを行うだけでなく、VRのヘッドセットを使って月面探査気分を味わえるコンテンツを体験するなどの実験も行ったようです。この規格が実用化されるのは東京オリンピックの年と同じ3年後ということで、日常生活で体験できるようになるのはもう少し先になりますが、実用化されることで大容量通信のイベントなども各地で気軽に行えるようになります。
・次世代通信「5G」の超高速な未来を体感してきた! | 通信のチカラ | KDDI ナウ | 明日をちょこっとHAPPY!にするデジカル系情報マガジン TIME&SPACE(タイムアンドスペース)
・KDDIとドコモ、それぞれの5G。自由視点映像を5G受信、スカイツリーで8Kライブ配信:週刊モバイル通信 石野純也 – Engadget 日本版