今週冒頭まで北海道に特化した物産展を開催していた高島屋では、23日までの期間限定で「大学は美味しい!!フェア」を開催しており、国内の各地に点在する大学と企業などがコラボした商品が数多く販売されています。
エスカレーターの両脇にあるスペースは別の催しに使われているため、事実上同フェアを楽しめるのはメインスペース(?)に限られているものの、10回目を迎えた今回も普段の物産展ではあまり見かけない、大学の研究室などとコラボしているからこそ実現できるような食材などが数多く並んでいて、石巻のわかめを材料に使ったパン、スープの味がする煎餅といった商品が並んでいます。一部では熊本地震や東日本大震災を少し彷彿とさせる商品もあり、一部商品は義援金として寄付されたりもするようです。会場の東南側では、各大学の地方から集められた日本酒を味わえる簡易的なバーもあり、夕飯時より早い時間帯から何人ものお客さんがブースを訪れていました。
会場の奥には自然保護の観点から鹿を「資源化」し、栄養のある定食にすることで森林などを守るという、少し変わった取り組みなども行われている他、会場の奥では土日限定で各大学の教授らが持ち回りで講演会などを行っています。もちろん、大学時代の宣伝も所々で行われており、スペースの隅に大学を紹介するパンフレットなどが置かれたりしていました。