昨日は新宿駅東口にある温度計で35度を記録したり、今日も生暖かい風が吹くなど、1日中曇っていた時期を取り返すかのように猛暑が都内を包み込んでいますが「晴れの初日」となった10日に、西新宿3丁目で倒れた男性が亡くなっていた事が明らかになりました。
現場となったのは山手通り沿いにあるココス 西新宿店から100mも離れていない距離の場所で、同地点で午前9時半頃に男性が倒れているのを通行人が発見し、病院に運ばれたそうです。が、搬送されたから死亡が確認されたとのことで、死因は熱中症によるものと見られています。今年は都内だけでも熱中症と診断された人などが100人以上になっているそうですが、東京23区内で熱中症による死者が確認されたのは、今回のケースが初めてだとも発表されています。
現場となった場所は前述のとおりココスがある他、信号を1つ渡れば空調設備が完璧な東京オペラシティもあり、すぐ東側へ行けばセブンイレブンもあるなど、体を休めるための設備が整っている場所は複数点在しています。また、男性は40代と高齢ではなく、倒れた時には自転車を押して歩いていたようで、さらに当日の最高気温は29度と、無理のない体調であれば特に問題なく歩行出来るレベルでした。どのような状況下であれ、今後は更に暑くなっていきますので、電気代を無理に節約したり、無駄遣い防止のために冷たいものの買い食いを控えるといった行動は、逆に謹んだほうが良いかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=x0_aG7nMDXk
・熱中症で40代男性死亡 西新宿の路上で症状訴える
・熱中症で40代男性が死亡 新宿