イベントや観光だけでなく、中学校の卒業式後のイベントで「懇談の場」として使われたりもする都庁前広場で、高校教諭が生徒に対して不適切な指導を行ったとして教育委員会が処分を検討しています。
指導を受けたのは校外学習のためにやってきた都立府中工業高校の生徒で、同校の教諭が集合時間に遅れた生徒たちに「話がある」と呼び止め、約20分にわたって100人近い生徒を正座させていたそうです。都庁前広場という名前ではありますが、公園などの広場とは違ってタイル貼りのため、人によっては痛みを催すこともありますが、そもそも長時間の正座は体罰として認識されるため、今回問題として浮上したとあります。
教諭は「遅刻が悪いことだと認識させたかった」と述べており、正座を行わせたことに対しては認めているようです。また、教育委員会は正座を止めようとした教諭がいないことも問題視しており、学校の管理体制を見直すよう指導しているとのことです。