西新宿8丁目の社会福祉法人を東京都が処分

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

西新宿・北新宿で唯一の中学校として運営されている西新宿中学校には特別支援学級があり、障害を持つ子供を受け入れるクラスが用意されていますが、西新宿中学校の向かいにある社会福祉法人が、障害者に対する制度を悪用したとして、東京都が行政処分を行いました。

この法人は「社会福祉法人東京都知的障害者育成会」という名前で、江東区内にある城東地域生活支援センターを運営しています。今回処分された原因は、週1回程度しか施設を利用していない宿泊者が、週5回以上施設を利用したなどと偽ったりして、障害者総合支援法によって支給される介護給付費と訓練等給付費を不正に受給したからだそうです。同センターは2006年10月に指定障害福祉サービスの指定を受けましたが、翌月の11月から昨年の8月までの8年間にわたってこの行為を働いていたとされています。

現段階で都に返還しなければいけない金額は約600万円で、都からは明日から12月29日までの間、新しい施設の利用者を受け入れては行けないという処分が下されています。



指定障害福祉サービス事業者の行政処分について

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