本日、任天堂の据え置きハード機として発売されたNintendo Switchですが、当日販売のお店はほとんど無く、大半のお店で事前予約を行った人のみが楽しめる形での提供が行われていました。TwitterやYouTubeなどで実際に遊んだ感想や「開封の儀」が投稿されている中、各店舗でどのようになっているのかを確認してきました。
予約可能日に人数無制限で予約できるというキャンペーン(?)を実施していたヨドバシカメラの新宿西口本店では、スマートフォン館の2階を受け渡し場所として指定していましたが、間違えてゲーム館へ受け取りに来るお客さんの姿を何度も見かけました。そのゲーム館では混雑を想定してなのかレジ前の各種商品売り場が縮小され、小さなワゴンにNintendo Switchのアクセサリー類が積まれる程度に留まっていました。
ビックカメラ新宿西口店では、2階部分に販促物としてNintendo Switchの箱などが並べられ、値段も含めた紹介が行われていました。特に大々的にというわけではありませんが、入り口の目立つ場所にあったということで、それなりの宣伝を行っていました。逆にビックロのビックカメラ新宿東口店ではNintendo Switch専用の売り場こそあるものの、エスカレーターがプレイステーション一色だったり、WiiUの体験コーナーが撤去されるなど、「任天堂色」が若干薄まったゲーム売り場になっていました。
新作ゲームやガジェットなどの波にあまり乗らない傾向にあるヤマダ電機でもNintendo Switch関連の商品は取り扱われており、広さの関係もあってかヨドバシカメラよりも関連売り場が広いようにも思えました。コーナーの端には大泉洋さんらが出演するCMも絶えず流され、フランス語圏から来たと思われる女性や韓国人のお子さんなども映像に熱心に見入っていました。
ある店舗では私服姿の数人のグループが、お店の裏手で「大量のNintendo Switchを積み上げる作業」をしたりもしましたが、どの店舗でも共通していたことは、今日付けでの予約が不可能ということで、全ての店舗が「在庫がいつ入るかわからない」という理由から承れないとのことでした。PlaystationVR同様に人気商品となる予兆が見え隠れしている同商品ですが、今の時期から予約の準備をしておかないと、場合によってはクリスマスプレゼントなどにも間に合わないかもしれません。