新都心歩道橋近くでの男性轢死 被告側が正当防衛を主張(TBSより)

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

西新宿7丁目今から約2年前に新都心歩道橋の近くで男性が軽トラックに轢かれ、そのまま死亡するという事件が発生し、トラックに乗っていた2人が逮捕されました。1人は後に嫌疑不十分で不起訴となりましたが、本日裁判員裁判という形で初公判が開かれました。

新都心歩道橋下交差点の男性轢死で2人の男を逮捕

当初の報道では、車道で口論になった末に不起訴の男性が被害者を殴り、今野智被告が被害者を轢いたとのことで、殺人容疑での逮捕となっていました。が、今日行われた裁判では傷害致死を争点にしたものとなっており、被害者からしつこく暴力を振るわれていたという点も明らかにされています。なお、今回の指板では、今野被告は傷害致死などの起訴内容については認める形を取っているそうです。



その一方で、弁護側が前述の暴力のことを踏まえた上で、今回の事件は正当防衛だったと主張し、減刑などを求めているようです。ただしこの点について検察側は「110番するなどの手段があった」として、正当防衛には当たらないというような意見をちらつかせているようでした。

・東京・新宿トラック傷害致死で初公判、弁護側は正当防衛主張 News i – TBSの動画ニュースサイト

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