日経リサーチがこの度公開した調査結果によると、商業施設の集客力を比べるランキングの首都圏版で、新宿の伊勢丹が1位に再び浮上したそうです。
「商圏センサス」と名付けられたこの調査で、伊勢丹は前回3位になっており、1位は渋谷に誕生した渋谷ヒカリエという結果になっていましたが、リニューアル後の全面オープンなどが要因となって伊勢丹はランクを上昇させることができたようです。ちなみに、前回のランキングで2位だった銀座の三越は、5位にまでランクを下げています。
トップ10には伊勢丹以外にも複数の新宿の商業施設がランキングに入っており、3位には小田急百貨店 新宿店が、8位には京王百貨店 新宿店、そして9位にはルミネ新宿がランク入りを果たしています。上位10位に同一地域の商業施設が4つもランキングに入っているのは新宿だそうで、駅の利用者数で世界1位を誇る新宿の集客力の強さというものが改めて強調されたようなランキングになっています。
・首都圏は伊勢丹、関西は阪急――商業施設の集客力
商圏センサス2013年春調査結果