仮装する人は「北方向」へ 新宿駅周辺でのハロウィンの様子

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

ハロウィン渋谷駅では初めて歩行者天国が実施されるなど、昨日はハロウィンの前夜祭のような形で一帯が大きく盛り上がっていたことが報道されていましたが、本日もハロウィンの当日ということで、多くの人がスクランブル交差点などに足を運び、管轄の警察の方などが交通規制にあたっていたようです。新宿でもハロウィンに関するイベントは数多く行われていましたが、渋谷や池袋の賑わい方と比較すると「雲泥の差」とも言える差がありました。

小田急百貨店や高島屋などでは、子供を対象にしたパレードが行われたり、ビックロなどでは「トリックオアトリート」と言うだけでお菓子がもらえるなど、それなりに関連したイベントこそ行われていたものの、仮装している人が店内を闊歩しているわけでもなく、むしろ店員さんの方が「気合いの入ったコスプレ」をしているような印象を受けました。また、ハロウィン関連のイベントもそこまで多くなく、目立っていたのも新宿アルタの1階で行われていた「イケメン×カワイイ〜新宿ALTAハロウィンジャック!!」くらいでした。

ハロウィンにちなんだコスプレをしている人もまばらでしたが、定番の「ふしぎの国のアリス」をモチーフにしたコスプレの他、ミニスカート姿の女性警官を模した制服、白黒の縞模様の囚人服、悪魔のような頭部のカチューシャなどを着用している人の姿がありました。また、ポケモンやマリオなどのコスプレをしている人もいましたが、ピカチュウ1つ取ってもTシャツにピカチュウの顔がプリントされたもの、いわゆる「擬人化」のような衣装を身にまとっている人、帽子のような形でピカチュウの顔を巻きつけている人(?)など、様々なタイプがいました。これらのコスプレをして新宿三丁目を歩いている人達は、ほぼ全員が歌舞伎町方面へと移動していて、帰宅ラッシュ時とは思えないような人の動きになっていました。

ハロウィン基本的にコスプレをしている人が目立っていたのは新宿駅の東口や靖国通り沿いくらいで、伊勢丹前などにはコスプレをしている人の姿はほぼなく、いたとしてもパーカーやコートを羽織るなどしてカモフラージュをしている人ばかりでした。また、西新宿一帯でコスプレをしている人は1人も見かけず、マフラーを巻くなど、冬の気配を感じさせる格好をしている人がチラホラといらっしゃいました。



クリスマスの日は夜になるとケーキなどが安売りされていることが少なくありませんが、ハロウィンでも同様の傾向が見られ、オペラシティのone’sをはじめ、いくつかのお店では土曜日あたりから関連商品の割り引きをスタートさせていました。年々恒例行事として定着しつつあるハロウィンですが、新宿駅周辺や西新宿で定着するには、もう少々時間がかかりそうです。

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