「ライブプラットフォームコミュニケーション」というジャンルの通信システムとして提供されているBuddycomが、業務の効率化を目的として京王プラザホテルにて導入されました。
JR新宿駅などでも使われているという同システムは、音声機能を強化したSlackとも言えるようなサービスになっており、PHSと無線機で行っていたという音声での連絡などを切り替えるという目的で、同ホテルに導入されたとのことです。同システムの導入により、別の場所にいる複数人とのコミュニケーションが円滑に行えるようになっただけでなく、フロアが違うことで通信が途切れるなどの「巨大ホテル」特有の課題も解決し、従業員の方にとっては体に負担がかかる機器が不要になったり、イヤホンコードが原因で起きる諸問題から解放されるきっかけになったりしたようです。
「情報システム支配人」の方からのコメントでは、業務効率の改善につながったと明言しており、今後別のホテルに導入する可能性についても言及されていました。なお、館内で働いている方全員が常にヘッドセットなどを着用しているわけでは無いようで、昨日に館内を3分程度訪問した際には、耳にイヤホンを装着している従業員の方は10人中3人程度でした。
・京王電鉄に続き、京王プラザホテルで、リコージャパンよりBuddycom導入 | 株式会社サイエンスアーツのプレスリリース
・東日本旅客鉄道株式会社 | 導入事例 | Buddycom -バディコム-