ニチガクを運営していた日本学力振興会 自己破産を申請(帝国データバンクより)

ニチガク
1月4日から「自己破産へ向けた整理」に関する情報を掲示し、以来毎日のように報道関係者が敷地外で待機していたニチガクですが、事前に行われていた告知の通り、運営会社である日本学力振興会が本日自己破産を申請いたしました。

各新聞社やテレビ局などが報道を始めて以降、急激な設備投資や代表の交代といった様々な「内情」が明るみに出ており、騒動後に行われたテレビ朝日の取材では、筆頭株主である前社長が破産を決めたと話していました。また、ニチガクで講師として働いていた方によると、昨年から給与の支払いが遅れるなどの現象が発生しており、昨夏頃から予備校の存続が危ぶまれるような動きが出ていたようです。破産報道の前後にはニチガクのYouTubeチャンネルから全ての動画が消えるなど、ある種の終活とも言える行動を行っていましたが、40年以上続いた予備校の歴史は、1週間程度の臨時休業を経て一気に終止符を打つという最期を迎える事になりました。

共通テストが来週に迫る中での事実上の「再起不能宣告」とも言える事態に陥ってしましましたが、一方で一部の塾などで救済措置と題した施設の貸し出しなどが行われていて、来年度以降に受験を行う予定の方も施設を使えるよう取り計らっています。河合塾やESGといった近隣の施設からは特に告知されていないものの、代ゼミタワーなどでも受け入れる準備を実施しているとのことで、しばらくはこれらの施設が受け皿として動くことになります。なお、メディカル医進館の扱いに関しては特に言及されておらず、ここで働かれていた方や通っていた方などがどのような状況に置かれているのかは、報道各社も特に追求していないようでした。




株式会社日本学力振興会|株式会社 帝国データバンク[TDB]
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