「出産費用の見える化」を目指して厚生労働省によって制作され、本日公開された出産なびというサイトにおいて、西新宿の病院が2院登録されています。
新宿区全体では慶應義塾大学病院、国立国際医療研究センター病院などといった有名な病院が並び、東京医科大学病院もその枠に入っていますが、西新宿7丁目にあるたつきクリニックも分娩が可能な病院として紹介されています。ただ、出産費用の詳細を記す目的として作られているはずのサイトでありながら、厚労省側が設定した「費用算出の条件」に触れていないため、費用の目安欄には何も書かれていませんでした。
東京医科大学病院の項目では費用の目安が86万円から100万円の間と明記されてていますが、逆に公式サイトへのリンクが無いなど、まだサイト内には若干の改善余地がある状態になっています。なお、昨年から引き上げられた健康・医療出産育児一時金の支給額、新宿区が独自に行っている出産祝いなどの各種手当などについては触れられていないため、出産後の対応については別途区が運営するサイトなどを確認する必要があります。
・「出産なび」へようこそ|厚生労働省
・出産・子育て応援ギフトの支給事業:新宿区
・地域周産期母子医療センター|診療部門案内|東京医科大学病院