伊勢丹では2年前にApple専門ストアが開設され、既存の百貨店の形からは少し変わったデジタル系のアイテムを扱うようになり、その後も不定期にロボット関連の展示スペースが小規模に設けられたりしました。が、高島屋では今週からロボットに特化した売り場を常設スペースとして展開していくことになりました。
ロボティクススタジオと名付けられたこのスペースは、9階の北側にあるエレベーター付近に設置され、これまでも度々高島屋に登場したsotaなどのコミュニケーション系ロボットを中心に展示や販売を行っています。ただ、周辺の環境音の影響などもあってか、音声入力はどの機械でもうまく反応しておらず、「ダンスして」を「ガス展」「バク転」として誤認するなど、会話などのやり取りははやや困難なようでした。
同フロアでは販売前のロボットなども展示されているほか、199.8万円する全自動洗濯物折り畳み機なども展示と販売を行っています。売り場のオープン以降は毎日のようにロボット体験会などを行っているため、もしかしたらヨドバシカメラやビックロよりもロボットに触れあいやすい環境になるかもしれません。ちなみに、高島屋は新宿店のあるタカシマヤタイムズスクエアの建物をすべて取得したことをロボティクススタジオのオープン前に発表しており、これによって新宿駅周辺にある東急系の「代表的な建物」ではなくなっています。
・ロボティクススタジオ|新宿タカシマヤ
・高島屋、タイムズスクエアビルを取得 210億円で :日本経済新聞