今から約3年前に、ワンコインで利用できるタイプの駐輪場が新宿駅に誕生しましたが、今月の末までに西新宿駅にも同様の駐輪場が建設されることになり、現在工事が進められています。
駐輪場が建設されるのは西新宿駅前と、東京歯科大学病院の青梅街道沿いにある歩道部分で、新宿駅や甲州街道の南側で使用されている機種(?)と同じものが使われています。西新宿の青梅街道は、道路整備のために中央分離帯が新設されたり、新しく樹木が植えられるなどの作業も同時並行して行われており、それらに並行して設置作業が進められているようでした。道路の幅の関係か、北側の歩道には駐輪できる台数が大分絞られていましたが、東京歯科大学病院側の歩道では、わずかなスペースでも多くの台数が駐輪できるように整備されていました。
新宿駅など、西新宿一帯には放置自転車対策として年配の方を中心に注意喚起などを行う人が複数個所に配置されていますが、基本的に回収用のトラックが来るまで場を見張っているだけの様な仕事をしている人が多く、中には知人の方と雑談をされていたり、携帯電話に何かを入力し続けていたりと、放置自転車対策としてはほぼ効果なしと言っていいような状況が続いていました。が、今回駐輪場を新設することで、自転車の駐輪場所に困っていた人たちが利用をするようになり、放置自転車が減るという結果にもつなげることができるかもしれません。
北側で作られている駐輪場です。1枚目の写真と比べると、駐輪できる台数が少なく設計されています。