毎年恒例の大イベントとなっている京王百貨店の「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」が本日よりスタートしました。
今回も「女将さん奮闘記」「武将特集」といった各種特集が組まれている中、まず最初に目に入ったのが新幹線型のお弁当箱に詰め込まれて販売されている山陽新幹線・新神戸駅の各種お弁当です。1日100食限定となっており、さすがに午後の時間帯にもなるとすでに全種類が売り切れ状態になっておりました。
同じスペースでは「祝・全線開業 新幹線特集」という特集も組まれており、東北新幹線・新青森駅の海鮮ひつまぶしと九州新幹線・熊本駅の鮎屋の極薦というお弁当の2種類、そして「E5系はやぶさ」と「さくら」をかたどったお弁当も一緒に販売されていました。
そこから少し入った所にある「日本全国ご当地レトルトカレー特集」のスペースでは、全100種類にも及ぶ各地のレトルトカレーが所狭しと陳列されていました。牛タンカレー、肉みそカレー、金沢カレーといったポピュラーなものから、マグロカレー、甘エビカレー、そして1パック1050円する松坂牛カレーという商品もありました。ちなみに、チラシでは680円の飛騨牛カレーがピックアップされています。
初日からテレビカメラが搬入されているイベントなだけあって、どこのお店も実演販売などに力を入れているようで、身延線・富士宮駅の富士宮やきそば弁当やご当地商品として出店され、マンガ「美味しんぼ」にも出てきたと言われている会津屋の元祖たこ焼きなどは、香りでも周囲のお客さんにアピールしていました。変わった所では、七味唐辛子を販売しているやげん堀中島商店が七味唐辛子を作る機械のようなものを実際に動かしていました。
釜めしは3種類販売されており、東北本線・仙台駅の牡蠣と穴子の松島釜めし、東北本線・群山駅の伊達鶏釜めし、そして最もポピュラーな信越本線・横川駅の峠の釜めしがあります。ただ、峠の釜めしは午前11時から午後1時までの期間限定販売となるので、この点に関しては注意が必要です。
キャラクターもののお弁当では、山陽本線・岡山駅のお祭りハローキティ、予讃線・高松駅のアンパンマン弁当、山陽本線・神戸駅の機関車トーマスランチ、鹿児島本線・小倉駅のハローキティ祇園太鼓無法松と、子供から大人まで誰もが知っているキャラクターがモチーフになったお弁当が販売されています。
今回も大勢の人が入るために、会場以外の場所も一部開けられ、お客さんが休憩するスペースがいくつかつくられていました。壁にはたくさんの鉄道の写真が掲載されていたのですが、漫画アクションで連載されている「駅弁ひとり旅」や昨年の映画「RAILWAYS」の宣伝ポスターなども掲載されています。また、様々な音でかき消されてしまっていたのですが、フロアのBGMには鉄道唱歌が使われているようです。
今回も25日までの期間ぎりぎりではなく、来週までで出店を終了するお弁当や1日の販売数を絞っているお店もありますので、チラシなどをよくご確認の上、お目当てのお弁当を楽しんでみてください。
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・駅弁大会への道’11
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