東京都庁の第一本庁舎内では、過去の大会を含む世界陸上にまつわる様々な展示企画を、建物内の2カ所で9月12日まで開催しています。
2階のイベントコーナーでは、実際に競技で使用される道具類が並んでおり、砲丸投げ、円盤投げ、やり投げ、ハンマー投げといった投擲競技で使用する砲丸やハンマーなどを、実際に持てるようになっていました。また、実物大パネルのウサイン・ボルトさんを展示していたり、走り幅跳びの記録を床に記しているコーナーがあったりと、体験型の催しが目立っているような印象でした。パネルの展示物も数多くあるのですが、おそらく最も目立たないと思われるような場所には、世界陸上で選手に進呈されるメダルも展示されています。
現在22時まで開室している北展望室では、過去の東京大会で使用されたと思われる各選手のユニホームなどの他、タブレットで過去の映像を流すコーナーも用意されており、マラソンで谷口浩美さんなどが1位になる瞬間などを気軽に視聴することが可能です。なお、こちらでも「メダルの展示」は行われているのですが、そのメダルは2020年の東京オリンピックで使用されたものであり、背面にはミライトワとソメイティのオブジェ、そして聖火リレー時に使用されたトーチも飾られていました。
・ワールドアスレティックス・ミュージアム(略称:MOWA)がオープン | News | Tokyo 25 | World Athletics Championships