住宅街や飲食店街の顔などを持ち合わせつつ、一部区画では学習塾の密集スペースにもなっている西新宿7丁目ですが、この場所で予備校を展開していたニチガクが、債務整理の準備を行っています。
「毎日通える予備校」などをテーマに掲げつつ、西新宿で約45年の歴史を誇る施設としても運営されていた同校は、東大や慶大などへの合格実績が当たり前のようにあるだけでなく、先生も偏差値80程度の人材を採用するなど、ハイレベルな予備校として展開されてきました。もちろん、それに見合った月額料金などが設定されているので、生半可な気持ちで利用するといたずらにお金と時間を浪費してしまうだけになるのですが、それに見合っただけの対価を得られるということもあり、かつて西新宿中学校に通っていた生徒の中には、高校受験前から同施設の利用を考えている人もいるほど、実績のある学校でした。
入り口に掲示されていた紙によると、破産の申し立てを視野に入れた債務整理を行うということなので、まだ無くなる事が確定したわけではなく、アリシアクリニックやあーす新宿歯科などと違って生徒の方向けに「私物搬出のスケジュール」も併記していました。なお、案内の紙には運営会社である日本学力振興会が債務の支払いに窮する状態にあると説明しており、左門町にある法律事務所が窓口になるとも書かれていました。
・大学受験予備校ニチガク
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