新宿大ガードの北部にあった「動物などのイラスト」修復作業が終了?

新宿大ガード
新宿カレイドビルに接している新宿大ガードの北部では、天気の子にも登場したという動物や青空のイラストが長年飾られていましたが、このイラストに上書きを行うような形で「グラフィティアート」が描かれる被害が発生していました。Xへの投稿がきっかけで一部で「騒ぎ」になって3カ月が経過しましたが、このイラストの修復作業が、昨日までの間に終了したようです。

記憶が正しければ落書き自体は8月初旬ぐらいに確認出来ており、ねとらぼの記事化などによって一部の方々に周知されましたが、先月末頃から駐輪場を一旦撤去した上で修復作業が行われ、一部イラストを担当していたなべじるさんも、この作業に参加されたようです。今週の月曜日まで稼働を停止すると案内されていた駐輪場は、稼働の準備を昨日まで行っていましたが、本日改めて現地を確認した所、かつてのデザインなどをそのまま踏襲しつつ、以前よりも綺麗になったイラストが披露されていました。

一方、ねとらぼの記事では治安に対する不安の声があると記載されていますが、そもそも該当スペースは文字通り歌舞伎町に隣接している場所であり、落書き騒動が発生する以前から「路上喫煙の多発地帯」になっていました。本日もこの場所で路上喫煙を行っている人がいましたが、その方の物とは明らかに違う銘柄の吸い殻も、最低3本捨てられていました。ちなみに、なべじるさんはねとらぼからの取材で「治安が良くなる事を願います」という前向きな発言をされていますが、文中にある「治安への不安の声」というワードに該当する発言は、記事内にはありませんでした。



新宿大ガード
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※11月20日に新宿区からの公式発表が行われ、新宿警察署や宝塚大学なども協力した上での修復作業だったことが明かされています。

「天気の子」登場の新宿“壁画”が何者かにより黒塗りで「不快感」「失望しかない」の声 作者「今の新宿の治安を表している」(1/2 ページ) – ねとらぼ
映画にも登場した聖地・新宿大ガード脇壁画 宝塚大学の卒業生と在学生が修復:新宿区

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