新宿駅の中央西改札とホームを繋ぐような形で稼働している3基のエスカレーターが、29日で廃止されることになりました。
撤去されるエスカレーターは11番線と12番線、13番線と14番線をつなぐもので、それぞれの場所で比較的大掛かりな告知を行っています。中央線、山手線、総武線の3路線が行き交うホームなので、通勤ラッシュの時は主に南側で混雑が発生しがちではあるのですが、イイトルミネが営業を始めてからは「食事目的」でエスカレーターを使う人もわずかに増え、ある意味従来以上に貴重な交通インフラの一種にもなっていました。エスカレーターを撤去する理由については駅改良工事とだけ記されており、今月から地下エリアで掲示を始めた「工事音発生」の貼り紙同様、詳しい事情は明かされていません。
13番線と14番線についてはイイトルミネの区画に別のエスカレーターがありますが、11番線と12番線には階段しか残されていないので、中央西改札などから向かう場合は若干行き来に苦労するかもしれません。ただ、各ホームと改札付近を繋ぐエレベーターは引き続き利用可能なので、重い荷物を抱えて階段を駆け上がるなどの「リスク」を冒す必要は無いようです。