新宿住友ビルの高層階で、戦時中や戦後の様々な資料を展示している平和祈念展示資料館が、「帰還者たちの記憶ミュージアム」という愛称を本日発表し、ロゴの導入などのちょっとしたリニューアルを行っています。
運営自体は従来と変わらないようで、引き続き超高層ビル群の真ん中で戦時中などの出来事を紹介したり、いわゆる外地にあたるエリアから日本列島へと引き揚げてきた方々の証言などを定期的に披露したりと、75年以上前の出来事などを身近な形で知ることが出来ます。本日からはロゴと愛称が付いた記念の催しとして、一部では「幸運艦」とも呼ばれる駆逐艦の雪風に乗船し、2021年に亡くなった元語り部の西﨑信夫さんに関連した展示などが行われていますが、その他にも夏休み期間のお子さんなどに向けた催しなど、複数のイベントを企画されているそうです。
総務省から委託を受けて運営されている資料館ということもあり、入場料などもこれまで通り無料になっていて、一部区画を除いて撮影が可能という部分も変わっていませんでした。ちなみに、本日ビル内の案内板を確認した所、平和祈念展示資料館のプレートも既に愛称付きのものに切り替わっていました。
7月のトピックス
7/17(水)に愛称発表!
<館内>
◆「遠き大陸への想い 『満蒙印画輯』に見る風景」~15(月・祝)
◆「15歳少年兵の記憶」17(水)~
◆語り部お話し会 21(日)
◆夏休みイベント 20(土)~●3館めぐりスタンプラリー 20(土)~
7月の休館日
1、8、16、22、29https://t.co/iAMDDICfdz pic.twitter.com/QZRdAMriwP— 帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館)【公式】 (@heiwakinen) July 17, 2024
・平和祈念展示資料館(総務省委託)
・特別企画展「15歳 少年兵の記憶 僕は、駆逐艦『雪風』から散っていく命を見た。」 – 平和祈念展示資料館(総務省委託)
・雪風 (駆逐艦) – Wikipedia