新宿ミライナタワーの10階に本社を構えている株式会社コペルが、民事再生手続開始の申立てを行ったことを公式サイトなどで発表しました。
同社は幼児教育を行うコペル、障害を持つ子供に対する教育などを行うコペルプラスとゆたかカレッジを展開している企業で、本社にも教室を設置するなどして教育への支援を実施していました。が、発表によると人材確保と利用者の獲得に一定の時間を要したことが原因で資金繰りが悪化してしまったとのことです。一方、三菱UFJ銀行から事業運営を行うための融資枠が設定されている他、スポンサーも候補者が複数現れるなどしているそうで、全国各地にある教室の運営には何ら問題が無い事を説明していました。
今回の措置によって、親会社を含めて約71億円の負債を抱える事になっていますが、上記の様な「大きな後ろ盾」もあることから、少なくとも利用者側は一切心配する事無く、引き続きサービスを利用することが可能なようです。なお、コペルは約2年おきに本社の移転などを行っており、新宿ミライナタワーに来てからは2年半を迎えていますが、今の所同社のサイト上などには本社移転のお知らせなどは記載されておりません。
・(株)コペルほか1社 | TSR速報 | 倒産・注目企業情報 | 東京商工リサーチ
・民事再生手続開始の申立てのお知らせ
・株式会社コペル(法人番号: 9290001034027)の本店所在地・法人基本情報 – Graffer法人情報検索