ビッグモーターによる保険金の不正な請求問題を受け、金融庁の担当者が損保ジャパン本社ビルを訪れ、9時55分から約10人体制で立ち入り検査が行われました。
損保ジャパンでは、ビッグモーター側の問題が発覚した後も取引を継続している他、30人を超える出向者がビッグモーターへ行くなどしており、2社の関係がどのようなものだったかを洗い出すための検査という形になるようです。金融庁の関係者は通常の出入口ではなく、地下にある車寄せからビル内へ入っていたようで、報道各社の映像では受付を素通りしてビル内へ入っていく様子などが紹介されていました。
今月にはSOMPO HDと合同で行った記者会見の中で、損保ジャパンの白川儀一社長が辞任を表明しており、反省や謝罪の言葉などをSOMPO HDの櫻田謙悟CEOと共に述べるなどされていたそうです。なお、SOMPO HDの株価は8月3日以降から基本的に上昇していて、特に今日は6月以来の上げ幅を記録し、前身であるNKSJホールディングス株式会社から続く上場来高値の更新を続けています。
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