西新宿2丁目の新宿センタービル内に本社を構えている大成建設ですが、同社が新たに投資法人を設立し、本社と同じビル内で営業を行っています。
先月末に誕生した大成建設プライベート投資法人は、2023年5月に設立され、約150億円規模の投資を行っておりますが、準備自体は昨年の5月から行われていました。株式市場で売買が出来る通常のREITとは違うため、一個人が投資を行えるわけではありませんが、金融系企業が点在していたり、J-REITのポートフォリオに組み込まれている不動産がいくつもある新宿駅周辺においても珍しい「投資ファンド」が、新たに営業を行う形になっています。
保有物件自体は6件で、新宿区内にある大成建設の建物は対象外になっておりますが、今後1000億円規模にまで対象を増やすことも計画しているとのことで、野村不動産マスターファンド投資法人に続いて「運用規模が12桁の投資法人」が、今後西新宿に誕生するかもしれません。
・大成建設プライベート投資法人
・私募リート「大成建設プライベート投資法人」の運用開始について | 大成建設株式会社
・大成建設が私募REIT 10年後1000億円 – 日本経済新聞