2021年の東京都議会議員選挙 新宿区内の投票率が41%台に低下

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

東京都議会議員選挙東京都議会議員選挙の開票が昨日に行われ、政党間での議席の変動こそなかったものの、4議席ある新宿区内での「顔ぶれ」が変わることになりました。

投票締め切り後、読売新聞がほぼ同タイミングで当確を出した共産党の大山とも子さんですが、その後は数時間にわたって接戦が繰り広げられ、夜遅くになってから各報道機関の当確情報で公明党の古城将夫さん、都民ファーストの会の森口つかささん、そして過去の新宿区議会議員選挙で2回連続トップ当選を果たした自民党の吉住栄郎さんに、それぞれ当確情報が出され、後にそれぞれ当選されました。

一方、現職だった秋田一郎さんは、吉住健一区長が都議選で新人として当選を果たした2009年以来の落選となり、自民党内では吉住栄郎さんと交代するような形での議席確保となりました。また、吉住栄郎さんと同じく新宿区議会議員を辞めて立候補した三雲崇正さん、性教育YouTuberのシオリーヌさんなどが応援した早乙女智子さん、下限年齢となる25歳で立候補を行った上塚哲司さんなども議席を確保することはできませんでした。



区内の投票率では、従来通り新宿区役所の第一分庁舎が最も低く、11.46%を記録しています。男性に至っては10.19%となり、一桁が目前にまで迫っている状況です。西新宿中学校や角筈特別出張所などもこれまでとあまり変わらずに20%台をキープしており、今回も新宿駅周辺の選挙投票所で30%台を記録するスポットはありませんでした。区内全体での投票率自体は前回を下回る41.89%で、最も投票率が高かったのは江戸川小学校の37.18%と記録されているものの、都議選全体の投票率となる42.39%に届いていません。また、区内で1889票の無効票が記録されており、1200票の白票などが投じられたとのことです。


令和3年7月4日執行
東京都議会議員選挙
投票率等調べ

東京都議会議員選挙(新宿区選挙区):新宿区
東京都-令和3年東京都議会議員選挙投開票速報

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