昨日、任期満了に伴う新宿区議会議員の選挙が行われ、区内の各投票所などで合計99305票が投じられました。
前回に引き続き、今回の選挙でも自民党の吉住はるおさんがトップ当選となりました。また、新人の中では渡辺美智雄さんの孫で、同じく自民党の渡辺みちたかさんがトップ当選を果たしています。
ブログなどでの積極的な情報発信を行い、政務活動費を全額返還した上で選挙に挑んだ伊藤陽平さんや、次で8期目となる雨宮たけひこさん、かわの達男さんなどが再選を果たしています。ただ、河野さんは当選ギリギリラインである38人目の当選者となっており、同じく8期目を目指していた田中のりひでさんは、約8票差の次点で落選となりました。
新しい新宿区議会議員には、ジェンダーフリーであることを公表しているよだかれんさんと高月まなさん、各党の新宿支部で要職(?)に就いている藤原たけきさんと永原たかやすさん、選挙公報では区政に触れなかったものの、NHKへの批判を貫く「NHKから国民を守る党」の松田みきさんなどが選ばれています。
新人の落選者は、日本に帰化して2度目の選挙に挑んでいる李小牧さん、「在特会」のメンバーが立ち上げた日本第一党の堀切笹美さん、その日本第一党よりも「強めの思想」を掲げる反グローバリズム国際保守連合の遠藤修一さん、そしてゆるキャラと共にバイクで区内を走り回った浜野ひであきさんなどです。また、元区議のおのけん一郎さんも再び落選しています。
18歳と19歳が参加する初めての区議選となりましたが、投票者数こそ増えているものの、投票率は前回を下回る37.93%となりました。前回は女性の投票率が4割を超えていましたが、今回は39.58%になっています。無効投票は1772票で、かつて問題視された不足票は1票、工学院大学を除く西新宿の投票所は軒並み投票率20%台となっており、工学院大学新宿校舎は11.75%、勤務先となる新宿区役所第一分庁舎は10.83%を記録していました。