8月下旬に新宿駅の13番線と14番線のホームにて、缶が破裂するという事故が起きましたが、この事故の「きっかけ」を作った人物が特定され、警視庁が9日に書類送検していました。
書類送検されたのは30代の男と説明されており、飲食店勤務であることも明かされています。男は勤務先でボトル型のアルミ缶にアルカリ性の業務用洗剤を詰め、新宿駅まで持ち出していたようです。業務との関係は明かされていませんが、用途として自転車のチェーンを掃除するためだったと説明しており、少なくとも誰かに危害を加えたり、そもそも無差別的なテロ行為を目的としたわけでもないようです。
事故の発生については「こぼれるかもしれないとは思ったが、爆発するとは思わなかった」ということで、アルミとアルカリ性の液体で化学反応が起きることもご存じでないようでした。なお、男の特定については防犯カメラから行われたそうです。
・新宿駅で缶から洗剤噴出、過失傷害容疑で男を書類送検:朝日新聞デジタル