紀伊国屋新宿南店 約2カ月後に6階以外から撤退へ(朝日新聞より)

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

紀伊国屋新宿南店22日に茂木健一郎さんのサイン会が行なわれるなど、周辺の本屋と同じく有名人を招いた様々なイベントが行なわれている紀伊国屋新宿南店ですが、同店が7月をめどに営業方針を大きく変えることになりました。

朝日新聞によると、賃料契約の面でオーナー側との折り合いがつかず、店舗の現状維持ではなく、店舗縮小という道を選んだそうです。4年前には1階にカフェスペースがオープンしたりと、本好きな人が使用することの多いお店を誘致するなどして、他店との差別化を図ってきましたが、報道通りであれば紀伊國屋サザンシアターなどの施設を含めた大半のスペースが無くなることになります。

タカシマヤタイムズスクエアと同じく、今年で20周年を迎えた同店ですが、高島屋では賃料が利益を圧迫することを避けるために、店舗を買い取るという手法を使い、さらに新宿ミライナタワーやバスタ新宿のオープンによって、高島屋の中でもより重要な店舗になりました。一方で、紀伊国屋は今回の措置を取ることになり、道路を一本挟んだ建物で明暗が別れる形になってしまったようです。



紀伊国屋新宿南店、事実上の撤退へ 売り場を大幅に縮小:朝日新聞デジタル
高島屋、万年劣等生の新宿店は飛躍できるか | 百貨店・量販店・総合スーパー | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

広告