ザ・パークハウス西新宿の建設が順調に進み、最近では数フロア分の高さが建設されていますが、そのすぐ南にある一帯でも再開発を行う予定があり、昨日は「再開発計画の計画」を行なう説明会がBIZ新宿にて開催されました。
再開発が行なわれるエリアは現在更地と化したケヤキ橋商店街と同じく、住宅をはじめとした2階建ての建物などが密集しているエリアです。この一帯はある程度道路が整備されている西新宿4丁目や8丁目などとは違って、行き止まりとなる道が複数箇所にあります。また、地図に書かれている道路の中には想像以上に細い場所もあり、資料でもこのことが説明され、防災などについて問題提起がなされていました。
都市計画には一棟の高層ビルの建設が予定されており、高さ160m、43階建ての高層マンションが生まれる可能性があるそうです。住宅エリアは今回の出席者が全員1人1部屋に入居しても9割が余る約460棟を予定し、ザ・パークハウスのように、低層棟の中に保育所や商業施設が営業する計画も立てられているとのことでした。広場も3カ所が用意され、出席者からの質問によると、1カ所についてはザ・パークハウスと隣接しているため、お互いの雰囲気に合わせた形にも出来るかもしれないとのお話でした。なお、この再開発によって細かな道路は一掃され、西側と南側に大きな道路が1本ずつ作られるそうなので、交通の利便性も高まるようです。
今回説明された内容はあくまでも仮定での話ということで、今後変更される可能性もあります。実現する場合はコンシェリア西新宿と同じくらいの高さのビルが西新宿五丁目北地区の再開発と合わせて2棟誕生します。これまでは一軒家が多数並んで人口密集地域にもなっていた西新宿5丁目ですが、今後は縦にも居住スペースが増えるため、今よりもさらに人口密度が増えるかもしれません。