新型のPlaystation 3が本当に売れていないのか聞いてきました

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

ガジェット通信など、複数のネットのニュースサイトでPlaystation 3の発売が告知されていますが、一部記事には「お客さんがいない」「購入者が見当たらない」などの記述がありました。Playstationは任天堂からのハード機と同じく、絶大な人気と知名度をがあるものの、近年は「本体」でもあるソニーの不振に連動するかのようにあまり良い話を聞きません。一方、事前予約ではどこも申込受付が終了するなどの人気ぶりも見えていたため、同機が起爆剤となって、ソニーの立て直しに一役買ってくれる救世主のような役割を担う可能性もあります。

Playstation 3に関する憶測や「怪文書」が2ちゃんねるなどで飛び交っている中、実際はどうなっているのかを、実際に新宿の家電量販店を回って確認してきました。

ヨドバシカメラヨドバシカメラ新宿西口本店ですが、外から見た限りではそこまで込んでいるようには見えませんでしたが、店内を見渡してみると、普段の行列とは違う雰囲気の列が形成されていました。道路に面した店の前には3台のモニターが設置されていますが、いずれもPlaystation 3のゲームで動かされていした。ただ、ゲームで遊ぶための制限がかけられているとのことで、この日は実際に遊ぶことは出来ませんでした。

トロ
お店の外にはマスコットキャラクターのトロも飾られています。



ヨドバシカメラ
Playstation 3が置かれているお店の前です。

さくらや新宿東口駅前店新宿3丁目にあるさくらや新宿東口駅前店では、さすがに道路が狭いためか、特に大々的な宣伝などは行われていませんでした。Playstation 3に関する看板も一つだけで、その横では「100円PC」の宣伝が大々的に行われていました。商品があまり売れないと踏んだのか、ビック、ヨドバシの2社に顧客が吸い取られるのを想定してこのような形態を選んだのかは分かっていません。

ビックカメラビックカメラ新宿東口店も店の前は人通りが多いため、大きな宣伝は行われていませんでしたが、店内はPlaystation 3の本体や関連グッズの影響を受けて大分賑わっていたようです。また、写真にも写っている外国人観光客の方も、興味深そうに箱と看板を眺めていました。

ビックカメラ新宿西口店小田急と隣接した新宿西口店の各階には、写真のような看板がいくつも設置されており、やや気合いの入った雰囲気が伝わってきました。ゲームを販売している5階では、Playstation 3の箱で固められた即席の販促看板(?)などが連なっておりました。

さくらやの店員さんにはあいにく聞き忘れてしまったのですが、ヨドバシカメラとビックカメラの店員さんからは売れ行きを聞くことができ、ヨドバシカメラの店員さんは「前作のPlaystation 3よりは売れているような印象を受けている」とお話され、ビックカメラの店員さんは「初日ということもあり、多くのお客様に買っていただいている」との感想を頂きました。前述のガジェット通信さんの記事では「行列がない」と書かれていましたが、時間帯によってお客さんの人数は増減するので、初日から「売れていません」と断言するのは若干無理があるのかもしれません。

今日は新型PS3発売日のはずなのに店舗前に行列なし | ガジェット通信

広告