昨年のリニューアルオープン以降、外国人観光客向けのお店づくりへとシフトチェンジしていった京王モールアネックスですが、リニューアルされることなく営業を続けていた店舗の1つだった啓文堂書店新宿店が、今月いっぱいで閉店することになりました。
新宿店は、京王モールに4店舗しかなかった頃には唯一娯楽や趣味を取り扱う店舗として営業し、京王百貨店の啓文堂書店が閉店した時には同店のお客さんを引き取る役割も果たしていました。リニューアル後も、ファミリーマートを除けば京王モール全体で見ても書籍を扱う唯一の店舗であり、スーツ姿の男性など、ビジネスマンの方などが立ち寄るお店でもありました。
3月31日の閉店後については、最寄り店舗が明大前駅になるそうで、取り置きなどの本は閉店までに引き取ってほしいとの注意書きも行われています。同店は新宿駅周辺では珍しくなった「イベントなどを行わない普通の本屋」でもあったのですが、京王百貨店のお店が閉店してから2年も経たないうちに、新宿から看板そのものが消えることになってしまいました。