新宿でのオウム事件2つに関与した富永昌宏受刑囚の医師免許が取り消しに(共同通信より)

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

シリアのアサド政権がサリンを使用したかを巡り、アメリカやロシア、EUなどをはじめとした各国が議論を行っていますが、サリンを使ったテロ事件として世界的にも有名になっている地下鉄サリン事件を引き起こしたオウム真理教で活動を行っていた富永昌宏受刑囚の医師免許が取り消しになるそうです。

富永受刑囚は新宿駅のトイレに青酸ガスをしかけ、テロを引き起こそうとした事件と、当時東京都知事だった青島幸男さんに爆弾入りの小包を送り、開封した都職員が指を無くすという大けがを負った都庁での事件、坂本堤弁護士とその家族が殺害された後に信者の脱会などに奔走していた滝本太郎弁護士を殺害しようとした事件の3つに関与したとされています。

厚生労働省によるこの処分は10月2日に発行される予定で、以降富永受刑囚は医師を名乗ることはもちろん、医師としての活動を行うことも出来なくなります。現在は日本国内にあるどこかの刑務所で服役生活を送っているとみられ、満期出所となった場合は東京オリンピック開催の前後に社会復帰をするのではないかと見られます。



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