新宿駅西口の小田急ハルクとビックカメラ新宿西口店の前では、災害時に携帯電話などの通信機能が使える役割を担う「街角情報ステーション」という端末の運用実験が、21日よりスタートしております。
実験で使用されている機械は券売機ほどの大きさで、その上に長いアンテナが付けられております。Wi-Fiを利用し、このアンテナを経由して衛星通信を行う事が可能になっており、災害が発生した場合には避難場所や災害の発生状況などを知ることもできるということです。通常時は「街角情報ステーション」という名前という名前通り、周辺にある飲食店などの情報を知らせてくれるとのことです。
また、免許証やSuicaを使う事で家族や知人の安否確認も可能だということで、災害ダイヤルの171と同等の役割を担う事もできるようです。携帯電話の充電などにも対応しており、電源は太陽光発電と蓄電池の組み合わせになっているそうです。実験が開催されているのは30日までで、一般にも開放されて使用方法などの説明を聞く事が出来ます。雨が降っている場合は写真の通り「実験中止」となっていますが、実験が行われている時にはチラシを配布している方数名と、機械の案内をしている方が数名がいらっしゃいます。
・「街角情報ステーション」 新宿で運用実験中 災害時、衛星使い通信