毎年恒例のイベントとなり、昨日も多くの場所で演舞が披露されていた新宿エイサーまつりですが、このイベントが沖縄県から表彰されることになり、オープニングセレモニーで賞状が手渡されました。
表彰内容は「沖縄県観光功労者表彰」というものの一環で、沖縄県のイメージアップに貢献した団体や個人を対象にしています。今年で15回目を迎える新宿エイサーまつりは、スタート当初こそ細々とした小さなイベントだったものの、回を重ねるごとに多くの参加者とお客さん、そして会場で賑わうイベントへと発展し、商店街以外にも吉本興業や新宿高野、伊勢丹などを始めとする各企業との連携も見せています。また、直接関与していないヨドバシカメラなども、エイサーまつりの存在を匂わせる宣伝用チラシなどを壁に貼り付けたりと、お祭りに「便乗」されるほどの影響力を持つようにもなりました。
賞状には新宿の夏の風物詩として新宿エイサーまつりが定着し、結果的に沖縄県の文化の魅力などを継続して発信するという形になり、同県の観光振興に貢献したと説明しています。これまで表彰された方々は沖縄県の行政に携わる人や県議会議員などが目立っており、東京に関連する個人や団体も東京沖縄県人会が中心だったので、純粋な東京の団体(?)としてはおそらく初めての受賞となります。
・沖縄県功労者表彰受賞者一覧/沖縄県