新宿アルタが営業を行っていたダイビルでは、解体工事に向けて大型のバリケードを設置するなどしていますが、現在唯一敷地内に入れる手段である通路部分についても、今後封鎖されることになりました。
封鎖される期間については、5月1日から2031年になる予定だと明記されており、約5年半にわたって何かしらの作業を行うことになっています。アルタが閉館した時点で、やんばる側に抜けるルートが使えなくなってしまったため、建物を経由した「通り抜け」の役目は半分終えていたのですが、地下通路と新宿通りを繋ぐ接続口としての機能も、今月いっぱいで失われるようです。
厳密には東京メトロ新宿駅のB13出入口が無くなるという形であり、2031年までに新しい建物が本当に誕生するかまでは明言されていませんが、2027年から稼働を再開する予定だと発表しているB9出入口に続く、長期の一時封鎖を行うことになります。今後数年間は、Newno・GS新宿内にて整備されているB12出入口が代替の出入口になりますが、各線の新宿駅から新宿東宝ビルや東急歌舞伎町タワーなどへ行く場合、A9出入口から地上に出た方が目的地に早く辿り着ける場合があります。