東京メトロ 初めての「クラウド型のサイネージ広告」を新宿駅などに設置

デジタルサイネージ大型の液晶パネルが安価で手に入るようになったことなどから、新宿駅もここ数年でデジタルサイネージ型の広告が数多く設置されるようになりました。そんな中、東京メトロでは同社や広告を掲載する企業などにメリットをもたらす新しい広告システムが、先週より導入されています。

広告を見る側の人からは何の変哲もない映像広告なのですが、このシステムにはChrome OSが搭載された端末が導入されており、そこに電算システムが販売を担っているStratosMediaというシステムなどが組み合わせられた、東京メトロ初のクラウド型システムを用いたサイネージ広告となっています。

基本的にデジタルサイネージ広告の表示はWindowsを使ったものが少なくなく、新宿三丁目駅などでも稀にWindows特有のポップアップなどが表示されたままの広告を見かけることがあります。が、今回のシステム導入により、安価で耐久性などが高く、リアルタイムな情報発信にも優れて1社から一括したサポートを受けられるという、多くのメリットを享受することができるようです。



広告の掲出期間は来年3月までを予定していて、新宿駅の他に赤坂駅と虎ノ門駅の2カ所でも掲出されているとのことです。なお、ニュースリリースではヒューリック新宿ビルに繋がるB11出口前という説明書きがありますが、どちらかと言うと前ではなく、向かい側という表現であったほうがわかりやすいかもしれません。

・東京メトロ 新宿駅、赤坂駅、虎ノ門駅で
クラウド型デジタルサイネージシステムの実証実験を開始します – PDF
電算システム、東京メトロの新宿駅など3駅でクラウド型デジタルサイネージの実証実験を開始  :日本経済新聞

広告