新宿3丁目の南部にあったやきとん串元 先週閉店

串元
「ほぼ甲州街道」にあたる小道沿いで、新宿三丁目の南端エリアでもある場所で長年営業していた居酒屋のやきとん串元が、3月7日をもって閉店いたしました。

同店の袖看板では、秋田豚を使用したやきとんを宣伝し、店内でも手書きのメニューでやきとんを一押しするような形でPRしていたのですが、どちらかと言うと思い出横丁やゴールデン街などで見かける昔ながらの居酒屋として店舗を運営されていました。昭和の要素が色濃く残っていた店内では、このタイプの飲食店ならではの各種手作り料理が並び、新型コロナの流行前にはスーツ姿の男性などで溢れかえるなどしている印象もありました。隣接するたつ屋、事実上ほぼ同じ通り沿いにある長野屋と共に、この区画では古株の飲食店だったのですが、増田屋に続く形で、昭和から続いたお店が姿を消す事になりました。

シャッターには、これまで訪問してきたお客さんへの謝意を述べる閉店の告知と、「串元店舗内解体工事」と書かれた紙が並び、今月中には内装の工事が終了する予定であることを記されていました。なお、既に店舗関係者の方との意思疎通などが不可能なので、閉店理由として断定することは出来ませんが、グルメサイト内にある口コミでは「店主の方が引退した」というニュアンスの文章が投稿されていました。



串元 (くしげん) – 新宿三丁目/居酒屋 | 食べログ

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