東京消防庁が立ち上げた「救急機動部隊」が東京駅と新宿駅に配置されることになり、これまで消防署からの到着を待つ必要があった消防車などが時間限定で駅に待機するようになりました。
部隊が無くても毎日のように西口ロータリーに救急車が止められていますが、大体のケースが西新宿3丁目から毎回出動しているもので、通報があって即新宿駅の西口へと出発しても、到着までには最低でも5分前後を要します。仮に東京医科大学病院へ搬送することになった場合でもさらに5分前後が必要になるため、今回の配置がうまく稼働すれば従来の半分程度の時間で病院に搬送することもでき、患者の方の症状が悪化する前に本格的な治療を受けられるようにもなるかもしれません。
部隊の待機は救急車2台で編成され、配属されたのは合計で29人だそうです。待機している時間帯は「東京駅にいない時」だそうで、22時から8時30分までを予定されています。また、英語が話せる隊員も配属されていて、近年の国際的な波(?)にも対応しているとのことです。
・東京駅・新宿駅に救急機動部隊 到着時間を短縮:朝日新聞デジタル
・「救急機動部隊」配置 東京消防庁、東京駅と新宿駅周辺 :日本経済新聞