新宿クリニックが「新宿クリニック博多院」についてのお知らせを掲載中

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

昨日、毎日新聞が福岡県博多市にある病院で、幹細胞を使った再生医療を韓国から来日した韓国人に行っているというニュースを報じましたが、この事件に絡んでが公式サイト上でと題したお知らせページを掲載しています。

この報道は、博多市にある新宿クリニック博多院が韓国の薬事法で禁止されている幹細胞治療を多くの韓国人に施しているというもので、この治療法によって糖尿病などの病気を治すことが出来るなどの宣伝文句を使って、患者を呼んでいるということです。同病院に勤務する榎並寿男医師は毎日新聞の取材に対して「ほかに治療法がなく幹細胞に最後の望みを託す患者もいる。」などと述べており、未だに議論の余地があるこの治療法について説明しています。

そんな中、「新宿クリニック」で検索すると一番最初に登場する医療法人社団 予防会の新宿クリニックが、このニュースの件について公式サイト上でお知らせを発表しており、「新宿クリニック博多院」とは同病院とは関係なく、また、福岡県にある新宿クリニックの分院の名称が「予防会 福岡クリニック」であるいう事を説明しております。既に新宿クリニックへの問い合わせが行われたということも記載されており、これ以上の「風評被害」を防ぐために、この告知を出されたようです。



新宿クリニック博多院は皮膚などの治療をメインに取り扱っている病院であること、新宿クリニックはHIVや性感染症を中心に扱う病院であるというニュアンスの文章が、それぞれの公式サイトには大きく告知されているのですが、それでもやはり勘違いをしてしまう人がいらっしゃったようです。

福岡の医療施設の報道について – 予防会 新宿クリニック
新宿クリニック博多院(博多区)
・幹細胞治療:福岡の医院、来日韓国人に投与 研究段階、月500人に 法規制なく

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